あなたは大丈夫?過保護な親の口癖チェック

Author:ぷりんときっず

不景気や給料低下の影響か、一人っ子のお子さんを持つご家庭が増加傾向にあります。 それが直接的な原因なのかは定かではありませんが、 過保護の親や、過干渉の親がどんどん増え続けています。

「私はそんな事ないわよ」という人に限って過保護だったり。 何はともあれ自分がそんな過保護親なのかどうかが分かる口癖チェックです。

その口癖とは「○○やったら?」です。

例としては「今日は誰々君と遊んだら?」「何々をして遊んだら?」などです。 子供の為に良かれと思っても、親が子供にあまりにも介入してしまうと、 いつの間にか子供の決定権を奪ってしまう事になります。

そんな環境に慣れてしまうと子供は何が好きで何が嫌いか、 自分で分からなくなってしまうようになります。

気付いた頃にはもう手遅れです

後からじわじわ症状が表れる いずれ自分の意思を持たなくなってしまうので「指示待ち人間」になってしまいます。 最近でも「うちの会社の新入社員が指示待ち人間だ」って良く耳にしますよね。 これは決して他人事なんかじゃありません。 私はこれからさらに、指示待ち人間・マニュアル人間が増えていくと予想しています。

何も分からない子供の為に親がレールを敷いてあげたい気持ちも分かりますが、 子供が親の思い通りに動くような人間に成長して欲しいと思いますか? 正確には「思い通りに動く」ではなく「誰かの指示がないと動けない」です。 本当に大切な事は子供が自分自身で考えて決断を下す事です。

「躾:しつけ」というのは便利な言葉で、躾の為だ! と自分に言い聞かせれば何でも許されるような気持ちにさせられます。 しかし躾も行き過ぎると過保護・過干渉の原因になります。

子供は生まれ持って社会適応する能力を持ち合わせていますし、 人とうまく折り合いをつけて生きたい生物なんです。 過保護・過干渉はそういった社会適応能力を育む力を妨害します。

最近の小中学生の傾向 最近中学生になっても反抗期を迎えない子供が急増しています。 小学5年生以降より中学生ぐらいまで子供は反抗期を迎えるのが普通ですが 子供と親の関係が良好な小中学生が今では90%以上もいるようです。

30年前のデータと比較して「困った時の悩み事の相談を友達にする」というのが 昔は62%だったのに対して、今の子は42%に減少。 「お母さんに相談する」は20%だったのに対して38%に上昇。 昔は「友達6:母親2」だったのが今では「友達4:母親4」です。

これは異常な事です。男の子なら親に向かって「くそババア!」というのが普通です。 女の子なら「お父さん臭い!」と毛嫌いするのが当たり前です。 反抗期を迎えるという事は自立心が芽生えはじめた証拠であり、 本来は誰もが迎えるのが正常なんです。

親は自分の事だと自覚するべき その原因として少子化、一人っ子の子供が増えた事、 それに伴って子供一人に構う時間が増えて過保護、過干渉の親が 増えた事が原因とも言われています。

実際、反抗期が訪れない子供が将来引き篭もり・社会不適合者になる確率が高く、 また、その親自身も「この子は優しくて反抗期もなくいい子だった」 と語る親が多いそうですが、これは完全に間違いです。 「いい子」ではなく、単純に自立心が育っていないだけです。

子供の成長に合わせて教育方針を切り替える 小学校低学年までは子供の事に気をかけるのも良いですが、 反抗期を迎え始める少し前の3年、4年生になると子供に自主性が芽生え始めます。 そんな時期にさしかかっても子供の面倒を見すぎるご家庭の場合は ある程度、子供の判断に任せてしまって自立心を芽生えさせる環境作りが大切です。

この時期を過ぎても以前のまま親が子供の面倒を見過ぎてしまうと、 新型うつ病が発症しやすいと言うデータも出ています。 ライオンだって子供の成長の為に、我が子を崖から突き落とすんです。 過保護の親は崖から落ちた子供をロープで引っ張り上げているようなものです。

そんな事を繰り返していては、 いつまで経っても自力で崖をよじ登る能力は身に付きません。 短絡的な目線で子供を助けるのではなく、長期的な目線で考える事が大切です。

友達のエピソード

ちょっとここで私の友人のお話をさせて頂きます。 私の友人は中学校から私立に通い、高校も進学校に通っていました。 すべては親の希望、指示通りの受験だったようです。

しかし高校に通って1年目のある時「親の敷いたレールの上を進むのは嫌だ」 と感情が爆発してしまい、その進学校を中退してしまいました。 その友人は親の言う事もよく聞く素直で本当に優しい性格の持ち主です。

優しい子はストレス発散が下手 知らない間にもストレスが蓄積され続け、やがて我慢の限界を迎えてしまったのでしょう。 その子も中学時代に反抗期を迎えず、親の事を嫌いになりませんでした。 とても優しい性格で、人なつこい子なので親の事も嫌いにならず、 「高校中退」という形で少し遅れた反抗期を迎えたようです。

その後は自分の意思で予備校に通い、大検で見事自分の希望の 大学に合格でき、うまく軌道修正ができたようですが、 青春の思い出となるはずの高校生活は満喫できませんでした。

上記のケースはうまく軌道修正できたのでまだ良かったものの、 高校中退後、そのまま引き篭もりになってしまう可能性も考えられます。 そうなれば最終学歴「中卒」です。 高校・大学の新卒採用がまだまだ根強い日本の中で、 中卒では希望する職業に就く事は非常にハードルが高いです。

私は自分の子供にそんな人生を歩んで欲しくありません。 自分の意思で道を切り開いていくような人間に育って欲しいと思います。

まとめ 我が子の事を愛してるが故に口を出してしまう気持ちは分かります。 でも「失敗」する事もまたその子を「成長」させる貴重な材料です。 失敗は成功のもと。子供が一生懸命自分で考えて下した決断を親は優しく 見守ってあげる、そんな親子関係が私は理想的だと思います。

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  • 記事作成日:2013.12.16
キングコング