テストの点数や成績表の結果を見て、やってしまいがちなミス

Author:ぷりんときっず

小学1年生の親御さんから、とても有意義な情報を教えて頂きましたので、 今回は私なりに集めた情報を交えつつ、皆さんにも情報共有したいと思います。

算数コンクールに挑戦! 小学1年生のお子さんの日頃の勉強の成果を試してみよう!と言う事で、 学習塾が主催する「算数コンクール」という公開テストを受けてきたそうです。

テストでは、当サイトでも配布している 多い方少ない方や、 なんばんめ?が出題されました。 ただし、塾が作ったテストには「引っ掛け問題がとても多かった」のです。

多い方少ない方は 「絵を見て数が多いほうに〇をつけましょう」というのがベーシックな出題内容です。 当サイトでも、このタイプの問題プリントを配布しています。

しかし、塾が作ったテストでは問題の中に 「少ないほうに〇をつけましょう」という引っ掛け問題を忍ばせていて、 まんまと引っ掛かって不正解になりました。

なんばんめ?の中の「前から何番目?」 という問題は、通常は「左側が前」「右側が後ろ」で描写されている事が多いです。

これも塾が作ったテストでは、「左側が後ろ」「右側が前」で描かれていたようで、 この問題にも引っ掛かってしまい不正解になりました。

小学1年生に出す問題か!? このご報告を頂いた時に私は 「小学1年生を相手に、こんなイヤラシイ問題をよくも出したな・・」 と、率直に感じたのですが、同時に「なかなか良い問題作りやがって!」 とも感じました。

この引っ掛け問題、どう思いますか?

皆さんも同じ立場になったつもりで、もしお子さんが塾の引っ掛け問題で間違えてしまった事を、 私に伝えるとしたら、どんな内容でメール送りますか?

この親御さんは、「こういった事がありましたので、情報共有させて頂きます」 と、単なるご報告だけのメールでしたが、中には 「引っ掛け問題と同じ内容のプリント作って下さい」と言ってくる人も必ずいるはずです。

そんなプリント、私は作りませんよ 引っ掛け問題というと聞こえは悪いですが、これも応用問題の一種だと思います。 学習塾でも小学校でも、テストに応用問題は付き物です。 授業で習っていなくても「考えれば解ける」訳で、ここでは応用力が試されているのです。

応用問題まで含めてすべての問題を事前に練習してしまうと応用力が身に付きません。 教えてもらった事・習った事しか解けない頭になってしまいます。

例えば、全部の引っ掛け問題を事前学習して100点取るのと、引っ掛け問題に全部引っ掛かって0点取るのなら、 後者の方が長期的に考えても有意義な経験になると思います。

ここで、「テストの点数が悪かった・・」と嘆いてしまう人は 「考える力」よりも「点数至上主義」に重点を置いてしまっていて良くありません。 こうやって文章で書くと「そんなの当たり前だろ」と感じますが、点数至上主義の人、意外と多いですよ。

学習塾の困った親御さん達

ここからは私が集めた情報で(ちょっと話題が逸れます)が、皆さんは塾の実態をご存知でしょうか。 塾の先生が毛嫌いしている「困った親御さん」がとても多い事、知っていますか?

塾に対する要望として、成績やテストの点数が上がるような指導を希望する保護者が多いのが、 塾の先生の間で問題視されていると聞きます。これが「困った親御さん」の正体です。

保護者が一番のお客さんです 塾は運営を続けていく為に、お金儲けが必要です。塾に通う生徒たちの学力を上げる事は勿論大切ですが、 それと同じぐらい「保護者に満足してもらう」事も大切です。

点数や成績など、保護者の目に見える分かりやすい形で成果を見せないとクレームが入ったり、 違う塾に乗り換えられてしまいます。あくまでもお客さんは生徒ではなく、決定権を持っている保護者の方なのです。

塾と保護者のミスマッチ 塾側も、保護者の要望を取り入れなければならず、本来身に付けさせるべき長期的な「考える力」ではなく、 目先のテストの点数が上がるような「暗記力」を中心とした授業になりがちだと言う事です。

塾が教えたい事と、保護者が求めている事にミスマッチが起こっているんですね。 どうしても「お客さん」の立場である保護者の意見の方が、塾側よりも強いんです。

目先の事に一喜一憂しない 私は「勉強の習慣化」が一番大切だと主張していますが、 それにプラスして「考える力・応用力」の習得も同じぐらい大切です。 1学期分の成績表に固執するのではなく、小学校6年分の長期的な計画が大切です。

最初が肝心!ひらがなプリント2つの落とし穴 のページでも書いているのですが、 私はひらがな学習の際に「正:ちいずけえき」表記ではなく「誤:ちーずけーき」表記の教材をあえて使用し、 長音・カタカナの授業に備えました。これも短期目標ではなく、長期的な学習計画があったからです。

まとめ 私自身も「我が子の成績は学年トップクラスですよ!」なんて煽っていますが、 それは「私が配布している自作プリントでも学習効果がありますよ」という事を伝えたいだけであって 「成績がすべて!点数がすべて!」という誤った解釈をしないで下さいね。

最後に勝てば、それで良いんです。

「いいね!」と書いてあるボタンで指のストレッチをするのだ!

  • 記事作成日:2014.08.01
キングコング