公文を検討している皆様へ。経験者からのアドバイス

Author:ぷりんときっず

私は公文経験者です。 もっと言うと私は3人兄弟の末っ子なんですが兄・姉・私と、兄弟3人とも公文経験者です。 そんな「公文一家」だった私なりの実体験と兄弟の証言を元に、公文について考察してみたいと思います。 ※3人とも算数のみで、公文の算数についての考察です。

皆さんも「今現在、公文を習っている家庭から状況を聞く」などの場面に出くわすかも知れません。 しかし今まさに通っている現在進行形の状態では見えない事もあります。 私は幼稚園から小学校卒業までの間、公文に通い続けました。 改めて振り返って見てこそ出来るアドバイスがあります。 皆さんに少しでも参考意見になれば嬉しいです。

公文に対する私の評価

最初に結論をお伝えしますが、私は完全に公文「反対派」です。 もちろん「賛成派」の勢力も多数います。私以外の兄弟2人は賛成派です。 同じ環境で育った兄弟ですら賛成派と反対派に二分されてしまいます。 なぜこのような意見の食い違いが起こっているのかも合わせて説明していきます。

兄弟3人に共通していること 「やって良かった」「やらなくて良かった」 と意見が白黒はっきり分かれるのも公文の特徴じゃないかな、と思います。 そんな賛否両論の公文ですが、間違いなく共通している部分は 「計算スピードが圧倒的に速くなること」です。

これは反対派の私でも、とても実感しています。 クラスでごく普通の学力だった私でも計算スピードだけに関しては クラスの優等生よりも誰よりも圧倒的に早かったです。ダントツ1位でした。

公文では計算式をひたすら解き続けるスタイルです。 問題を淡々とこなしていく学習量が圧倒的に多いんです。 何百回と計算をこなせば私のような凡人であろうと 誰であろうと嫌でも計算スピードは速くなります。

私も他の2人の兄弟も小学校卒業までには公文を辞めていました。 小学校の「算数」の成績に関しては3人とも群を抜いて突出していたように思います。 しかし中学校に上がってから「数学」の成績も突出していたかというと、 結局3人とも「可もなく不可もなく」だったと思います。

何の為の計算スピードアップ? 計算スピードが速いと良い事とは何なのか、 「算数のテストで見直し時間が増やせる」 「クラスで1番計算スピードが速いと一目置かれて気持ちいい」 それぐらいのメリットしかないと感じました。

計算スピードが速かろうが遅かろうがテストの評価は変わりません。 正解か不正解かでしか評価されないからです。 算数の計算問題を解きまくれば中学校で習う「x・y」などの 数学の問題に応用できるか、というとそんな事はありません。 算数はあくまで算数、数学とは別物です。

では何故、私以外の兄弟が賛成派なのかというと、 上記の「小学校の間だけでもトップの成績になれる事はメリットだ」という意見のようです。 確かに子供の自信につながるし、勉強が好きになるキッカケにもなります。

公文に通う必要性なし? さらに私が反対を後押しする理由ですが、 「わざわざ公文を利用しなくても家庭学習だけで対応できる」 と感じているからです。 私が配布している計算プリントでも何百回もこなせば公文と同じ学力が身に付きます。

私は我が子にこの「公文方式」の学習方法も自作の学習プリントに取り入れつつ 算数を教えていました。その結果100マス計算では クラスの優等生よりも早い50秒台のタイムを叩き出していました。

公文は与えられたプリントを解くだけです。 学校や塾のように先生が問題の解き方を教えてくれる訳ではありません。 だから家でやろうが公文でやろうが大差ありません。 それだったら公文に使う学費を違う事に使った方が有意義です。

公文の賛成意見を言ってみる

「家庭ではどうしても勉強モードになれない」というお子さんは公文に通って下さい。 公文はひたすら皆、計算しまくっているので嫌でも勉強しないといけない雰囲気になっています。 家庭学習では、集中力が持たない子には「勉強する雰囲気を提供してくれる場」としては とても価値が高いと思います。

ただし公文に通うだけでは勉強習慣はほぼ身に付きません。 公文で習う教科の成績は伸びますが、公文を辞めた途端に自主学習は パタッと止まってしまい、成績もトップから転落していきます。

公文は優等生向き? もう1つ灘中など全国のトップレベルの学生がしている習い事は 実は公文が多いようです。 「フラッシュ暗算の天才小学生」などの触れ込みで テレビ番組に出演するような小学生も公文に通っていたりします。 これに共通する私なりの結論を見つけました。

それは「天才肌」の子供にとって公文は最強の習い事になり得るんじゃないかという事です。 F1レースで「スピードの向こう側」という表現が用いられたりしますが、 公文でも「公文の向こう側」に辿りつく事が出来た子だけが 公文の恩恵を最大限に受けられるような気がします。

私のような凡人には到底「公文の向こう側」になんてたどり着けません。 せいぜい計算スピードが上がる程度です。 現在公文にお子さんを通わせていらっしゃる方がいましたら、 あまり良い気分にならない意見を言ってしまいましてスミマセン。

しかし私自身、6年間以上も公文に通い続けていた経験者なので 「否定意見を言う権利はある」と思っています。 私にはどうしても、公文に対して良い思い出がないので否定的な意見になってしまいます。

まとめ 公文がテレビCMを打ち出せる程大きくなった理由は、 それだけ公文に通う子供が大勢いるという事です。 それだけ大勢が通うという事は、それだけ支持されている証拠でもあります。 お子さんにとって必要か不必要か見極めてあげて下さい。

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  • 記事作成日:2013.12.14
キングコング