同じ数ずつプリント

  • ちょっと気が利くポイント
  • 授業時期:小学1年生2月 選べる出題方式3種類 掛け算・割り算の下地づくり 教え方・解き方の説明

小学1年生向けの同じ数ずつプリントです。 こちらのプリントも 100までの計算お金の計算と同様に、 2年生の算数へ向けての準備の為の問題です。 ただ上記2つと違うのは、足し算・引き算ではなくて 「掛け算」「割り算」の為の下地づくりとなる点です。

こちらの単元は、学校の授業ではサラッと触れる程度で終えてしまうと思います。 (特に3学期の2月はいろんな単元を少しずつこなして行く授業が多いです) しかし掛け算と割り算を学習する前の「考え方・解き方」を身に付ける上で大切な内容です。 もちろん掛け算・割り算といってもまだ学習してない内容なので足し算を使って計算します。

選べる出題方式3種類 何せ授業時間が短いわけですから学校で習うのは 「簡単」レベルぐらいなのかな、と思います。 できれば「普通」レベルまでは解けるようにしておくのが理想的です。

「難しい」レベルはハッキリ言ってかなり難しいです。 この問題が解けるようになれば、掛け算・割り算の基礎としては申し分ないです。 こちらのプリントは解き方を最初にある程度教えてあげた方が良いと思います。 しかし教え方が他のプリントに比べて難しいようにも感じます。

子供が「分からない」となってしまった時に適切に教えて上げる自信のない方は 下手に手出ししない方がもしかしたら良いのかな、とも思います。 文字で説明するのは難しいのですが、私なりに教え方・解き方の説明をしますので 「簡単」レベルのプリントの内容を見ながらご確認頂ければ良いかと思います。

教え方・解き方の説明 例題を出します。「12個のりんごを4人で同じ数ずつ分けなさい」 こういう場合、通常は「12÷4=3」で求めますが当然割り算はまだ使えません。 最初はりんごの絵を鉛筆で囲んだり、指で数えても問題ありません。 まずは子供なりに考えさせて解かせて下さい。色んな解き方ができます。

1個ずつ振り分ける方法・2個ずつ振り分ける方法・取りあえず5個ずつ配っていき、 最後に多すぎる人から少ない人へ配る方法。 12個なら、この方法でも何とかなりますがそれが100個、500個となっていくと 日が暮れてしまいますよね。そこに気付いてくれればOKです。

解き方は式に直すと4人なので「a+a+a+a=12」このようになります。 もし仮に3人だとしたら「a+a+a=12」こうなります。そして「a」の中には どんな数字が入るのかを考えていきます。

ここで以前学習した いくつといくつ20より大きい数 の数の合成と分解を応用します。 「12には2の塊が6つある」「12には3の塊が4つある」「12には4の塊が3つある」 こういう考え方をしていきます。

分ける人数は4人なので「12には3の塊が"4つ=4人"」を採用して 「a」の中に「3の塊」を代入すると「3+3+3+3=12」で正解は 「3つずつ分ける事ができる」このようにして解きます。

どうでしょうか?何となく理解して頂けたでしょうか。 どうしても言葉で説明しても分からない場合は絵を書いて説明してあげたり、 実際にブロックなどを使って説明してあげて下さい。

注意!!
家庭内での個人利用以外は利用規約を一読して下さい。 左クリックでPDFのプリントデータを別窓で表示します。 右クリックの場合は"対象をファイルに保存する"を指定して下さい。 "画像を保存する"を指定しまうと見本の小さな画像しか保存できません。

同じ数ずつ - 簡単

同じ数ずつ - 普通

同じ数ずつ - 難しい

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